INTERVIEW

先輩インタビュー

INTERVIEW
#06

ものづくりで見つけた興味を
極めるために上流工程へ。

K.Oさん

資材本部

資材部 コンダクター
(2011年中途入社)

※所属・仕事内容は取材時の情報です

生産部で12年間、ものづくりに関わってきたOさん。仕事をする中で、ものづくりに欠かせない原料を安定的に供給してくれる資材部の仕事について興味を持つようになったそうです。入社13年目、念願の資材部に異動。長く働いてきた現場とはまったく異なる環境で、Oさんが何を考えたのか、資材部の仕事を通じて、新たに興味を抱き始めている事柄についてもお聞きしました。

MY CAREER STEP

入社1年目

生産部スプレー課に配属

13年目〜

資材部に異動

異動した当初は
焦りもあったが
周囲に助けられた。

入社してから生産部のスプレー課で天然調味料の生産の仕事をしてきました。機械の操作ができるようになるまで時間がかかりましたが、仕事を一通り覚え、生産計画に従って自分で考え、後輩を指導する立場になると、ものづくりの仕事がますます面白くなっていきました。

しかしそれと同時に、ものづくりとは別のことに興味を抱くようになったんです。生産部が順調に稼働するためには、原料が安定して供給されることが欠かせません。では、その原料を扱う資材部は、原料不足の解消や原料の品質や価格安定のために、どのような仕事をしているのだろう。そんな興味が湧いてきて、いつか資材部の仕事も経験してみたいと思うようになりました。入社13年目、念願の資材部への異動が実現した時は嬉しかったですね。

資材部異動当初は仕事の様子を見て「大変なところに来てしまった!」と素直に焦りました。なにしろ原料の供給は生産に、仕入価格は商品の原価に直結するため、責任は重大。また以前は後輩を指導する立場でしたが、私はここでは新人でわからないことばかり。幸い周囲は優しい人ばかりで、分からないことは聞けば親切に教えていただけたので、苦労した場面は少なかったように思います。ただ一つだけ苦労したのは、電話対応。生産部ではほとんど社外の方と関わることがなかったため、電話で仕入先様とやり取りする時は、恥ずかしながら今でも少し緊張します(笑)。

流れを理解して
手配することが
強みになる。

現在は原料の仕⼊れが私の担当です。その中で⽣産部の経験が役に⽴っていると思うのは、ものづくりの流れを理解した上で原料の⼿配ができること。例えば生産部で使用する原料は機械への投入のしやすさや、タンクの中での混ざりやすさが生産の効率に影響するのですが、そういった生産時の細かなポイントを理解した上で発注できるのは、⾃分の武器になっていると⾃負しています。お客様のビジネスと⽇研フードの売上に貢献することももちろん意識しながら、原料を安定供給することにより、以前いた⽣産部に貢献することが今後の目標です。

⽣産部から資材部への異動はかねてよりの希望でしたが、⽴場が⼤きく変わることで⽬線もかわり、視野の広がりを感じています。たとえば普段スーパーに買い物に⾏く際は、商品の価格をこまめにチェックするなど、物価の変動が気になるようになりました。また、⽣産部ではほとんどなかった出張もあるため、今まで知らなかった世界に触れることで刺激を受けられます。先⽇も仕入先様を訪問し、実際に原料が作られる様⼦を⾒学させてもらいました。

最近は、⽇本全国のものづくりの現場を⾒させていただくうちに、海外のものづくりについても興味が湧いているので、将来チャンスがあれば、海外の子会社にも⾏って現場を⾒てみたいですね。

ある1日のスケジュール

DAILY SCHEDULE

07:10

出社

⼀⽇の段取りを組んでおきたいので、早めに出社しています。

08:00

朝礼

メールの確認と、原料の在庫確認から⼀⽇の仕事がスタート。その後、午前中は仕入先様との連絡など。

12:00

昼食

13:00

検品

外部倉庫に出かけて検品を行います。一つひとつの品質はもちろん、在庫量などもしっかりチェック。

17:00

退勤

MESSAGE

求職者へのメッセージ

日研フードは、一生懸命前向きに仕事をしていれば、必ず自分に合ったチャンスを見つけられる会社です。大切なのは、いつでも日々の生活の中で新しいテーマを探し続けること。蓄積してきた経験と実績が、大きなチャンスに結びつくと思っています。