Case04

まるで急須で淹れたような風味が味わえる、高級志向のインスタント緑茶を開発しました。手頃な印象が強いインスタントティー市場に一石を投じる、贅沢な仕上がりです。(開発商品:インスタント緑茶/商品形状:顆粒)

本物・高級志向のインスタント緑茶 本物・高級志向のインスタント緑茶

課題
給茶機向けローコスト商品が多いインスタントティー市場。価値創造でおいしいインスタント緑茶をつくりたい

日研フードの粉末飲料のうちメインの商品であるインスタントティー。給茶機向けの商品として採用されることが多い中、昨今は品質向上もさることながらコスト面でもより手頃なものを求められる傾向にあります。
そこで日研フードでは激しい価格競争から脱するべく、あえて本物志向・高級志向のとにかくおいしいインスタントティーを開発してみてはどうか…と考えました。急須で淹れたお茶に近い風味を再現できたら一般的なインスタントティーと差別化出来るはず…

  • 緑茶1
  • 緑茶2
  • 緑茶3
    ※画像はイメージです

研究開発
日本一の茶どころとも呼ばれる静岡県の地の利を活かして原料茶葉からこだわり

シンプルな原料から作られるからこそ、インスタントティーの原料選定はとても重要。
ただ、味・香りの良い高価格帯の緑茶葉は保水性が高いものが多く、製造適性に課題がありました。理想の風香味を持ちながらも、極力水切れの良い茶葉の選定や、複数種類の原料を組み合わせるなど、品質面はもちろん製造適性とのバランスをとり商品設計を行っていきました。
静岡県産の緑茶を原料とし、低温でじっくり抽出。抽出した緑茶をエキスパウダーにし、造粒時にはさらに粉砕茶を加えることで、旨味・渋みそれぞれがちょうどよく味わえる贅沢なインスタントティーが開発出来ました。

成果
「急須で淹れたお茶」の風味が手軽なインスタントティーで味わえる!

こうして誕生した、お湯を注ぐだけで“急須で淹れたお茶”に近い風味を楽しめるインスタント緑茶。
お客様ご来社時や展示会出展時に試飲いただいた際は「おいしい。急須で淹れたお茶に似ている!」と、目指した通りのご感想と高評価をいただきました。また留型品として、「自社の茶葉を使用して、同様のコンセプトの商品開発をして欲しい」というお声もいただいています。

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    ※画像はイメージです

NIKKENでは、抽出・濃縮・乾燥・ブレンド技術などのノウハウと生産設備を活用した委託加工を承っております。エキス、粉末調味料のブレンドから、機能性素材のOEM(お客様ブランドでの商品化)まで。ご要望やご質問、ご提案等、お気軽にお寄せください。

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